歩いたあとのご褒美|天城山帰りの温泉と伊豆グルメ

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天城山を歩いた帰り道。
心地よい疲れを感じながら、立ち寄ったのが伊豆の国市にある「大仁温泉 一二三荘」でした。

登山のあとの温泉は、どうしてあんなに気持ちいいのでしょう。 特にこの日の温泉は、体にじんわり染み込むような力強さがありました。

浴場に入ると、湯気がもくもくと立ち込めています。
白く曇った空気の中に、静かな温泉の音だけが響いていました。

お湯にそっと手を入れると、「熱い」と感じるくらいの温度。
おそらく43度くらいでしょうか。

最近はぬるめのお湯も多いですが、ここはしっかり熱い温泉です。

最初は少し緊張しながら足を入れましたが、肩まで浸かると、                その熱さがだんだん心地よく変わっていきます。

天城山を歩いて疲れた足。 張っていた肩。 冷えた体。                  それらが少しずつほどけていくようでした。

湯船の中でぼんやりしている時間は、本当に贅沢です。                   そして驚いたのは、湯上がりのあとでした。

しばらく経っても、体がずっとぽかぽかしているのです。

服を着ても、汗がなかなか引かないほど。
体の芯までしっかり温まっていたのでしょう。                       外の空気に触れても寒さを感じず、むしろ心地よい余韻が続いていました。

温泉をあとにして向かったのは、伊豆の国市三福にある「伊豆之助」。            登山と温泉のあとですから、お腹はすっかり空いています。

そこでいただいたのが、エビフライとアジフライでした。 まず驚いたのがエビフライ。

衣がとても軽く、噛んだ瞬間にサクッと小気味よい音がします。
油っこさがなく、エビの甘みがしっかり感じられました。

そして、さらに印象に残ったのがアジフライです。 ひと口食べて思わず驚きました。     本当にフワフワなのです。

今まで食べたアジフライの中でも、一番と言っていいほど柔らかく、             優しい食感でした。    外側はサクサク。中はふっくら。

魚の旨みがじんわり広がって、夢中で食べてしまいました。

登山のあと。
熱い温泉で体を温め、そのあとに美味しい定食をいただく。

派手な旅ではありません。
でも、こういう時間こそ、あとから静かに思い出に残る気がします。

天城山の自然を歩き、熱い温泉に浸かり、美味しいアジフライを味わう。           伊豆には、そんな穏やかで贅沢な時間が流れていました。

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